
多摩ニュータウン
エステート鶴牧4・5住宅
Eクラブ

◆ E-Clubのはじまり
「植栽ボランティア組織」の誕生のキッカケは、多摩市の呼びかけによる(自主管理の導入)と、既存近隣団地で植栽管理費の縮減を目的に盛んに行なわれていた【自主管理】です。これらを参考に、植栽委員会で導入を検討し、趣旨をふまえて組合員の意識調査を行い、多数の賛同を得る事が出来ました。同時に植栽についての意識の高さを改めて認識させられました。これを機に『植栽ボランティア組織』が誕生し、後に名称を〝E─Club〟と名付け今日に至ります。
クラブ活動の開始は平成七年六月で、爾来今日まで欠かすこと無く活動を続け24年目を迎えようとしております。会員の数は大きな変動も無く、若干増える傾向にあり安定した活動が期待出来ます。これも偏に住民の協力の賜物と感謝しております。
一方ボランティア会員各人の考え方は、文字通り奉仕の精神を前面に、主たる業務を団地内要所の低木(生垣・植込みの刈込み)等の維持管理作業としています。樹木の生長に合わせて行動しなければなりませんので、時間との戦いです。会員は、十分このことを理解し行動をともにしている素晴らしい仲間達です。
また、E─Club活動は手段であって目的ではありません。植栽されている樹木には、夫々の役割があり、その役割を手助けするのが真の目的です。〝自分たちで出来ることは自分たちで〟をモットーに、団地の環境保全と植栽管理費節減を目指し、微力ながら務めているこの頃です。
◆ 植栽とのかかわり
最近は植栽に関心が高まり、外部コンサルタントの導入など、よい方向に向かっており、みどりの環境に変化が見られるものと確信致します。
〝環境は生まれるものではなく造るもの〟
〝言葉ではなく行動!〟
を念頭に、この街のみどりとつき合って参りたいと思います。
最後に筆者は、この多摩市、この街(団地)と、ここに住む人が好きです。35年間 このみどりと共生出来たことに感謝し、今後もみどりの環境保全に励んで参りたいと考えております。
来し方の35年に感謝し、行く末はわかりませんが、多分今まで通りみどりの保全に力を注げられればと考えます。皆様のご健康をお祈り申し上げます。